ミッドセンチュリーはアメリカで生まれたデザインスタイルです。
世紀の半ばを意味するミッドセンチュリーは、まさしく20世紀の半ば、1950年代のアメリカンカルチャーが凝縮されています。
プラスチックとウッドを使った家具はカラフルでポップ。
当時のアメリカ映画に登場するインテリアが、そのまま抜け出してきたような楽しさがあふれています。
流行とは無縁。ミッドセンチュリースタイルは常に魅力的なのです。
モダンスタイルは、シンプルで洗練された外観を持つインテリアのスタイルです。
ただし、ただシンプルなわけではなく、創造力に富んだ斬新なデザインを持つ製品も多く、まさしく現代アートのような家具が多く生み出されています。
基本的にはモノトーンでデザインされ、ワンランク上の質感が楽しめるスタイルです。
デンマークやフィンランドなどがルーツとなる北欧スタイルの家具。
北欧諸国は、素材の質感を活かしながらも色使いがカラフルで、製品のシルエットが洗練されていることが特徴です。
北欧スタイルの家具は、デザインの素晴らしさもさることながら、とても機能的に作られています。
著名なブランドやデザイナーも多く輩出している、インテリアの王道スタイルです。
カフェスタイルは、読んで字の如く、カフェのようなくつろぎをもたらすインテリアコーディネートのことです。
基本的には落ち着きのある、暖かめのカラーを使ったコーディネートになります。
木の風合いが活かされたテーブルやイス。くつろぎやすさを前面に押し出したソファやソファベッドなど、カフェ特有の「落ち着き」や「癒やし」の空気を醸し出すインテリアコーディネート。これがカフェスタイルの家具だと言えるでしょう。
ファクトリー&インダストリアルスタイルは、金属が強調されたインテリアです。
シンプルな作りの物からマシンのような複雑な物まで、金属の質感や無骨さが魅力のスタイルです。
そのまま訳せば「工業デザイン」ということになりますが、元々は20世紀前半にアメリカで生まれた言葉で、デザインと使いやすさが両立されたプロダクトデザインのことを指します。